忙しさに負けるな。

通常のときだけでなく、万が一のときのことも考えてみる。

作業と営業活動の並行が大切!

フリーランスエンジニアは、会社勤めの頃の倍の収入は必要だといわれます。これはフリーランスという業種の特徴ともいえるものですが、収入が安定しないことに対しての保険をかける意味合いがあります。ある程度の蓄えを残しておけば、しばらく収入が途絶えても安心というわけです。また、フリーランスは案件が完了してから報酬を得るのが慣例です。契約条件によっては分割で支払われるケースもありますが、それは異例です。

通常は数ヶ月かけて作業を行い、完了して納品後にその検収が行われて初めて報酬を得る形となります。大型の案件ともなれば、1年に及ぶケースもあるのでその間は無収入となります。そのために、通常は複数の案件を同時進行で進めることがよく見受けられます。納品時期をずらすことで、報酬を得る時期を分散させるのです。そのためには常にクライアントと案件探しの営業活動を行う必要があります。会社勤めとは異なり、案件をこなしながら営業活動も行うのがフリーランスエンジニアの特徴です。

また社会保険に加入しないので、国民年金や健康保険へも自分で加入する必要があります。ただし、契約によっては派遣業務として会社に所属する形になるケースがあります。その期間は社会保険に加入するので、国民年金や健康保険は一時的に脱退する手続きが必要になります。また、税金の申告のために確定申告を行ったりと、このような煩雑な手続きが必要になることもフリーランスエンジニアの特徴といえます。